同人販売で確定申告が必要になる条件【2026年】
副業収入の税金を解説
最終更新:2026年10月31日
同人作品の販売で収入を得た場合、一定の条件を満たすと確定申告が必要になります。 「バレなければいい」という考えは通用しません。プラットフォームの売上は税務署が把握できる仕組みになっています。 正しく申告して安心して創作活動を続けましょう。
確定申告が必要になる基本ルール
同人販売の収入は原則として「雑所得」に分類されます(副業の場合)。 専業で同人活動を行っている場合は「事業所得」になることもあります。
雑所得の計算式
雑所得 = 同人販売の売上合計 − 経費
※ プラットフォームに支払う手数料も経費として差し引けます
立場別・申告が必要な金額の目安
| 立場 | 申告が必要になる目安 |
|---|---|
| 会社員・アルバイト | 年間の副業所得が20万円超 |
| 学生(扶養内) | 年収103万円超 or 所得48万円超 |
| フリーランス・無職 | 年間所得が48万円超 |
| 専業主婦・主夫 | 年収103万円超 |
※ 上記はあくまで目安です。詳細は税務署または税理士にご確認ください。
経費として認められる費用の例
同人活動に直接必要な費用は経費として売上から差し引けます。経費が増えると課税対象の所得が減ります。
💻 ソフトウェア・機材
CLIP STUDIO・Photoshop等の費用、ペンタブレット、PCなど
📦 プラットフォーム手数料
Scarlet Marketなどに支払う販売手数料(売上の20%など)
🎨 素材・資料費
背景素材、フォント、資料本、モデル(衣装・グッズ)代
📡 通信費
創作に使う分のインターネット回線代(按分が必要)
🖨️ 印刷・製本費
見本誌・サンプル印刷費(物理同人誌の場合)
✏️ 制作委託費
アシスタント・音楽制作・ナレーション等の外注費
申告の流れ(簡単解説)
売上・経費を記録しておく
1年間の売上と経費をExcel等でまとめておく。プラットフォームの売上レポートをダウンロードしておくと便利。
確定申告書を作成する
国税庁の「e-Tax(電子申告)」または確定申告書等作成コーナーで書類を作成できます。
申告・納税する
毎年2月16日〜3月15日が確定申告の期間。e-Taxなら自宅から申告できます。
よくある質問
Q. 売上が少なくても申告が必要ですか?
A. 会社員の場合、副業所得が年間20万円以下であれば確定申告は不要です(住民税の申告は別途必要な場合あり)。フリーランス・無職の場合は48万円超から必要です。
Q. プラットフォームの手数料は経費になりますか?
A. はい。Scarlet Marketなどのプラットフォームに支払う手数料は「販売手数料」として経費計上できます。
Q. 赤字でも申告は必要ですか?
A. 所得がマイナス(赤字)の場合、雑所得では他の所得との損益通算ができません。事業所得として認められる場合は損益通算が可能です。
Q. 無申告だとどうなりますか?
A. 税務調査の対象になる可能性があります。プラットフォームの売上情報は税務署が把握できる仕組みになっており、無申告は追徴課税・ペナルティのリスクがあります。
